紙芝居 まるさんのおとぎよみ

ひとつきに一度
ラ・フォルケッタは昭和初期にタイムスリップする
拍子木が鳴ると黒い舞台の奥から
たのしくて、おかしくって、ときどきちょっぴりこわくって
わくわくどきどきの紙芝居がはじまるのだ
おとなにとってはちょっぴりなつかしい紙芝居
きっといまのこどもたちには新鮮な紙芝居
2009年の暮れからはじまった
「紙芝居まるさんのおとぎよみ」
紙芝居を読むのは、木版画作家・朗読紙芝居屋のいしだ眞流さん
フォルケッタのお局的存在でもあります(笑)

まるさんのおとぎよみには年齢制限がありません
こどももおとなも、おじいちゃんまでもウェルカムなのです

演目はみんながたのしめることにこだわって
ことばあそびになつかしい民話や昔話
世界の名作文学、そしてずっこけ落語
バリエーション豊かな演目を選り抜き
毎月ほぼ2作品演じます
これまで読まれた紙芝居作品はこんな感じ

*しりなりべら
*でっかいぞでっかいぞ
*たこやたこざえもん
*ちいさなひつじフリスカ
*ハーメルンのふえふき
*うなぎにきいて
*どんぐりとやまねこ
*あるのかな?(大型絵本)
*すっぽんぽんのすけ(大型絵本)
*かっぱのすもう
*ひこいちどんのかさやさん
*あひるのおうさま
*ながぐつながぐつ
*たのきゅう
*あれあれなぁーに?
*チポリーノのぼうけん
*キャベツくん(大型絵本)
*したきりすずめ
*トノサマバッタのぴょんこ
*にわとりなぜなぜあさなくの
*くねくねゆらゆら
*じごくけんぶつ
*とんぼとぼとぼかばんかばかば
*とんまなおおかみ
*へんしんおでん
*おにとおひめさま

お天気のよい夏の日にはフォルケッタの
お庭に紙芝居会場が作られました

そしてたのしいかみしばいのあとの
おりがみあそびや工作あそびを担当しているのは
フォルケッタ・マダム朋さんとスタッフyukkoさん
植物から抽出した絵具でお絵かきしたり・・・
お庭で紙芝居を楽しんだあとは
おりがみで金魚をつくって釣りあそびをしたり・・・

秋にはきれいな落ち葉を拾ってきて・・・

牛乳パックで作った犬をドレスアップ

季節感をたいせつに、つくる工程も夢中になれて、
出来上がった作品もたのしく遊べて
今日の思い出としてお家に持ち帰ってもらえるようにと
マダムとyukkoさんは毎月とても工夫を凝らして考えていますよ
力作!!牛乳パックの飛行機と発射台

完成~!お外に飛び出して飛行機飛ばしに夢中!

さて、このたび毎月遠くから駆けつけてくれる
おとぎよみ上得意のnahoちゃんのおかあさんyukieさんに
まるさんのおとぎよみについてご意見ご感想を伺ったところ
とてもとてもすてきなコメントと写真を送っていただきましたので
ここにご紹介させていただきます♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

まるさんのおとぎよみが、大好きな空間、ラ・フォルケッタにてスタートして一年。
初めて参加したのは、ムスメが2歳になったばかりの去年の12月。
紙芝居の内容を理解できるか?それ以前に、座ってられるか?と
ドキドキしながら、車を走らせたあの日が懐かしい…
お店についた瞬間、扉が開き、飛び出して迎えてくれる看板娘の
かんちゃん。人懐っこい彼女のオーラに親子でトリコになっています。
私にとっては託児をしてくれる神のような存在(笑)であり、
ムスメにとっては、彼女の言動全てが憧れの存在~
よって、車を降りた瞬間に、私のもとから離れて追っかけまわしてます。


さて、今日はどんな話かなー。親の私も毎回ワクワクする題目。
もともと絵本が大好きで、ムスメが生まれる前から、好きな作家さんの本を
買って揃えていた私。おかげで、期待以上に、毎晩「もう許しておくれ~」と
言いたくなるくらい、何冊も読まされるほど、ムスメも絵本好きに。
とはいえ、母親が選んでいる本だけだと、好みが偏りがちに。
そんなときに、まるさんの選ぶ題目は、とっても新鮮。
私の本選びの枠も広げてくれました。
クールビューティな風貌からは、想像もできないほど、彼女の語り口は
題目によって様々な表情をみせてくれます。

時にはカワイイ豚さんだったり、恐ろしい鬼だったり~
回数を重ねるごとに、それが更に豊かになっているのを感じて見とれる。
お話そのものを、じっくりと把握して、どんな風に表現してあげようか
しっかり考えてくれているからだと思います。その技は、親はもちろん、
プレで出会う幼稚園の先生とも、ちょっと違って、独特の感性を感じる。
何より私が好きなのは、まるさんと子供たちとの言葉の掛け合い。
絵を通じて、まるさんが投げかける言葉に、すっとんきょうな答えを出す
子供たち。我が家の2歳児の出す答えに「あちゃちゃ」と思いつつ、
皆の目がキラキラしているのを見るのが、とっても幸せ。
それを受けるまるさんの表情も、とっても優しくて、いい時間が流れている。
それは、自宅で親が読んであげているだけでは、決して得られない体験。
紙芝居のあとは、工作タイム。マダムとゆっこさんの二人が、講師になり
ワイワイと折り紙を折ったり、切ったり、貼ったり、色をつけたり~で
親子で一つの作品を完成。こちらも、その季節ならではの題目で
新聞紙で作ったカブトや、表情豊かなトンボ、落ち葉を纏った犬など。


不器用な私は、切っちゃいけないところを切っちゃったりと、毎回苦戦してるけど
童心にかえって楽しんでます。毎回感心するのが、かんちゃんの感性。

素敵な作品に見せるために、そのこだわりっぷりは、目をみはるものがあり、
それを上手に褒めながら、彼女の才能を伸ばしてあげているマダムの姿に
親のあるべき姿も学んでいる私。
そう、月一回のこの時間は、とってもゆるやかな時間が流れているけど、
内容はとっても凝縮してるんです。
それは、まるさんの紙芝居だけではなく、マダム、ゆっこさん、そして
かんちゃんの女性4人組のパワー、厨房のなかで見守ってくれている
オーナーさんたち、そう、ラ・フォルケッタそのもののチームプレーによるもの。
最後におみやげよーとお菓子をもらえる子どもたち。
もしや、我がムスメはお菓子目当てに行きたいと言ってるのでは?と
心配した時期もあったけど、ここで体験できる全てが好きになって
いるのを実感。
何より、ちゃんと聞いているのか心配だった紙芝居、本屋にいくと、
「これ、まるさんがよんでくれたよねぇ」と、親の私よりも先に見つけては
喜んでいる姿をみて、ちょっと感動する。子どもの吸収力ってスゴイ…

この一年で、8センチ身長がのびたのと同時に、言葉のボキャブラリーも
親がタジタジになるくらい増えているムスメ。その成長に、この月一回の
紙芝居での体験も一役買っていることは間違いなさそう。
そんなわけで、片道40分の道を、来月も車を走らせ向かうであろう私。
だって、その価値はホントに大!!なんです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
yukieさんのお褒めのお言葉に
まるさん始め、スタッフ一同舞い上がっております(嬉)
看板娘も恥ずかしそうに頬を赤らめちゃったりしてます(笑)
ご丁寧なコメントをありがとうございました
さて次回のまるさんのおとぎよみは
12月3日(金)の3時から
今年最後の紙芝居、どんなお話が飛び出すか
どうぞお楽しみに、みなさまぜひぜひお気軽に足をお運びくださいませ
はじめての方も、おとなの方だけでの参加も大歓迎です
そして毎月第一金曜日に開催しておりました
まるさんのおとぎよみですが
来年2011年からは
毎月第3日曜日の開催に変更となります
平日の時間帯で今まで参加できなかった方も
月に一度の日曜日、ゆかいな紙芝居とおりがみ工作のひとときを
フォルケッタでたのしみませんか?!
まるさんのおとぎよみblog
http://otogiyomi.exblog.jp/

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