ぽろぽろ展vol.2作品紹介其の三

田中知樹さんのご紹介です。
前回のぽろぽろ展では札幌フォルケッタをモチーフにされた「想い出の扉」という作品で参加してくださり、その作品は現在のフォルケッタの内扉の隣に飾らせていただいて
札幌からのお客様には懐かしんでご覧頂いております。
今回は「沈黙するレンズ」「盛夏の電車」の2作を出品してくださいました。
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作家コメント 田中知樹
椎名次郎先生の水彩画教室に二年半通っていますが、今回の2作品は共に初期のものです。カメラのほうは細部を描き込むのに集中し過ぎたのか、描き終えた時にぐったりした記憶があります。電車は写真を観て描いたもので、今までの作品の中で旧フォルケッタ「想い出の扉」の次に時間をかけた力作です。

「沈黙するレンズ/田中知樹」

現在の内扉と「想い出の扉」
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続いて眞流さんです。
普段は木版画の創作をしていますが、フォルケッタのスタッフでもありますので
ぽろぽろ展開催前には開店準備のため内装什器小物等の製作で木彫りや
木工に明け暮れていました。
田中さんの「想い出の扉」の隣の内扉の取っ手もそのひとつです。
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作家コメント 眞流
野幌フォルケッタの開店前にお客様の使われるフォーク、ナイフ、スプーン等を置くための
木彫りのシルバー置きをスタッフ総出で作りました。そのモチーフとなったのが豆です。
フォルケッタの畑でもたくさんの豆が収穫されます。
いんげん、きぬさや、えんどう、えだまめ・・・その豊作への願いもこめました。
材料は遥か南紀州は熊野にいる、私の友人(フォルケッタのお客様でもあります)から
頂いた楠の板木から削りだしました。
楠はいい香りのする木で彫っている間は森林浴さながらでした。
扉はご来店いただいたすべてのお客様が直接触れるので
手触りを重要視して、すべすべに滑らかになるまでよく磨きました。

「豆/眞流」

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